アラフォー男が婚活でのたうちまわるブログ

38歳男が婚活の現場で思う赤裸々な心情の数々。

婚活市場へ

婚活市場とは恐るべき場所だ。


自分も昨年11月上旬に離婚したことで、再入荷商品として婚活市場のショーケースに並んだわけだが、

30代後半男のショーケースを見に来てくれる人なんてのはそんなに多いわけでもなく、

その中で数少ない優良客へ向けて、それぞれの営業マンが殺到して必死に売り込みをしているのだ。

売り込み下手な自分にはとてつもなく厳しい環境。

 

自分は、独身時代はそれなりにモテてきたと思うし、

学歴的にも年収的にも、婚活市場で人様にお見せして恥ずかしくないスペックだと思っている。

 

でも、

そんなもんは相手に上手く売り込めなければ無価値なわけで。

 

負けてんだよなぁ、そういう部分で。

 

前に、婚活パーティーで仲良くなった(友達として)女性から、

「Dさんは、あまりにガツガツ感が無さ過ぎて、絶対サクラだと思ってた」 って言われたことがある。

 

男と女の間のルビコンを渡るためには、 ガツガツ行かなければならないのだろう。

それは、わかる。

 

でも、その方法がわからないというか、

何事においても、 「相手に自分を良く見せる」ってのを良くないこととして認識してきた価値観があるので、

それが上手くできないというか。

 

でもそれはさ、

天の川を渡る役目を織姫に丸投げしちゃってるってことなんだよな。

それも、わかってる。

わかってるんだけどな。

 

婚活市場の先にあるのは、

一部の勝者と、

大部分のさらなる敗者と、

そのシステムで集金する大人たちの「またお越し下さい」という優しい笑顔。

このままでは、自分はまちがいなくマジョリティだ。

 

賭博黙示録カイジのエスポワール(限定ジャンケンが開催された船)と似ててさ、

カイジたちが、背負い込んだ借金返済の希望を持って集まったように、

俺らも背負い込んだ独身というステータス返済の希望を持って集まって、

一戦毎に阿鼻叫喚を繰り広げてる。

惨敗する奴、

妥協する奴、

欲張る奴。

悲喜こもごも。

 

昨年の11月に背負い込んだ十字架に磔刑になる前に何とかしないと。

 

ゴルゴダはおそらくあと2年先だ。